包装フィルムの基礎知識

【凹版印刷/グラビア印刷】
日本の包装フィルム印刷のほとんどがグラビア印刷で、高速印刷で大量の印刷物製造に適しています。印刷インキを付着させる面が、凹状になった印刷板を用いる印刷方法。
凹みの深さで色の濃さが調節できるため、写真などの濃淡お銚子の再現が可能で写真などに適しています。

※表印刷と裏印刷
ラミネートフィルムに印刷する際、貼り合わせる前のフィルムに印刷し、その印刷面にフィルムを貼り合わせることで、印刷面をフィルム内面に閉じこめることが出来ます。
これを裏印刷といいます。
一方、フィルム外面に印刷したものを表印刷といいます。
裏印刷はラミネート法のみで可能な方法であり、多層チューブ（共押出し）や単体フィルム・チューブは表印刷しかできません。

【凸版印刷】
印刷インキを付着させる面が、凸状になった印刷板を用いる印刷方法。
細かい印刷が鮮明で、文字を主体にした印刷などによく使われている。

【フレキソ印刷】
凸版印刷の一種で、版材にゴムを使用しているもの。
手軽に、安価で高速な印刷が出来る。