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包装フィルムの基礎知識

袋のおはなし

包装フィルムの作り方

ラミネートと多層チューブ(共押出し)の違い
■ラミネートフィルムについて

ラミネートフィルムとは、2種類以上のフィルムを接着剤及び樹脂等の方法により貼り合わせたもので、 各フィルムの持つ異なった特性を有意義に補いつつ、保護性を高めた複合フィルムのことを言います。

●ラミネートフィルムの製造方法

ラミネートフィルムの製造方法
【ラミネート法】

フィルム製造と貼り合わせで行程が分かれますが、それぞれの行程の単純化が可能で、大量生産向きといえます。貼り合わせの行程で接着剤を用いるため、一般的にフィルムが堅くなる傾向があります。
紙やアルミなど様々なものを貼り合わせることが可能です。


●ラミネートフィルムの構造

ラミネートフィルムの構造 1. 表面層(第一基材)・・・・ 使用目的にかなった物性のもの。必要物性は耐熱性、接着性、強度、透明性、印刷性、外観、腰、静防性、バリアー性等。
2. 印刷層・・・・・・・・・ 必要に応じて行う(プラスチックの場合はグラビアの裏印刷が主)
3.5. 接着剤層・・・・・・・ 目的に応じた接着剤及び樹脂を使用する(軽包装、水物包装等)
押出しラミの場合、接着促進剤としてアンカーコート(AC剤)使用
(5)は(4)(6)がフィルム同士、又は(4)が押出し樹脂で(6)が違う材質時 必要。
4. 中間層(補助層)・・・・・ 表面層だけでは使用目的に対し、充分な物性が得られない場合に、それを補う物性のものを貼り合わせる。必要物性は両面接着性である。
6. 内面層(シーラント材)・・ 袋のサイズ、内容量、ヒートシール方法等により樹脂(フィルム)の種類、厚みが決まる。


【共押出し法】

原料から一気に多層フィルムを作り出します。このため、原料の選定や厚み比の設定など、フィルム設計の自由度が極めて高くなっています。
反面、原料レベルでの知識や高い製造技術が必要とされ、大量生産には向きません。
樹脂以外を共押出し法で積層することは出来ませんが、共押出し法によるフィルムを様々なフィルムと貼り合わせることは可能です。


●多層(5層)チューブの構造

多層(5層)チューブの構造 共押出しフィルムの長所と短所


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